社員研修やコンサルで共通認識として「形容詞を使わない」で「数字」を入れてください
とよく話しています
これは、例えば「早めに提出して」と上司が言った場合
「早め」には、個人それぞれの捉え方があるため
上司にとっての早めと社員にとっての早めの感覚が違うから
後で問題になる可能性もあります
ですから、指示をする時は
「正午まで」「17時まで」といった具体的な目安が必要で
受けた側は
「昼前まででいいですか?」「夕方まででいいですか?」と
確認をすること
そのようなことをもっと詳しく解説している書籍がありました
「数値化の鬼」
社員の評価は「数字」で
KPIを取り入れる
数値化が出来ていないから「働かないおじさん」が生まれる
確率のワナ
など
日本企業が生産性が低い理由がここに隠されているような気がします
以前、あるセミナーで
朝から夜遅くまで頑張って働いているA社員の売上が毎回目標の60%前後
適当に働いて、定時に帰るB社員の売上が毎回目標の100%
経営状況が悪化してリストラするならどちらの社員?というワークがありました
そこで驚いたことにほとんどの経営者がB社員をリストラ候補にしたのです
理由は、A社員は朝から晩まで頑張っているから
さて、模範解答はありませんが、あなたならどちらを候補にしますか?
感情で経営するか
数字で経営するか
#経営 #社員研修 #数値化