成功に近道はない

今月に入って、Twitterやamazon、Meta(旧Facebook)が大規模な人員削減を行っています

今夏に逝去された稲盛氏は最後の著書「経営12カ条」で

売上を最大に伸ばし、経費を最小に抑えると書いています

売上が伸びているから、設備や人員を増やす

これでは、経費だけが計画どおりに増え、利益が変わらない

ましてや、何か売り上げが下がる要因があった場合に赤字になっていくだけ、と

そして、上記の経営者と正反対に違うところは

従業員の幸福のために最善を尽くす

社員の物心ともに豊かにするという理念を掲げているところです

アメリカは国が出来て250年も経っていません

稲盛氏は、中国の孔子を学び、フランスのナポレオンを例えに出していることから

長い歴史の中での訓示を大切にしていると思います

まさに「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」

短期で稼ぐことにたけている株式主体の国と

誠の商いを続けている国

世の中が傾いた時に力を発揮できるのはどちらなのかということ

「まことの商売は、先も立ち、我も立つことを思う也」という石田梅岩の言葉

今で言う「WIN&WIN」です

自分だけが儲かればいいー

そんなアメリカイズムの商い手法はそろそろ終焉にした方がいいのではないかーと

思う次第です(私論)

#稲盛和夫 #経営 #経営12カ条